結婚式を振り返ってみる③ | yum-yum

結婚式を振り返ってみる③

10月29日(土)午後4時30分


教会入り口扉の前に立つ私と父を残し、新郎入場。

新郎は脇の小さなドアから入場し、ひとり祭壇にむかって歩きます。
これは練習したので緊張気味の夫も一人でちゃんと歩けた様子。(たぶん)
何分私はまだ扉の外。
中の様子はまったく分かりません。

司婚者先生(この式場では牧師・神父などの呼び方ではない)の合図の後、パイプオルガンとバイオリンの生演奏が響き、いよいよ教会の扉がバーンと開きました。

その瞬間、今までさほど緊張してなかった私も一気に緊張!

でも、緊張のあまりうつむいて歩くのだけはやめようと思ってたので、まっすぐ前を向いて笑顔でゆっくりと一歩一歩祭壇に近づいていきました。

この式場では、教会でのカメラマン以外の人の写真・ビデオの撮影は禁止されてるため、全員が自分の目で私たちを見てくれています。
※最初はこの「ゲストのカメラ禁止」を「ケチだ!」って思ったけど、カメラを構える人もいず皆の目が温かく見てくれてるのが分かって、今はそれが返って良かったと思ってます。

ゆっくりゆっくり父と歩くバージンロード。
短めのバージンロードだけど、夫の横に行くまでは随分長かったような気がする・・・。

新郎の前まで行くと父と新郎が一礼。
夫が半歩私に近づき私の手をとり、私が半歩夫に歩み寄って夫の腕を取り二人は並びます。
そして二人で祭壇の前に歩みました。

すぐに賛美歌。
それから司婚者先生が聖書の朗読。
祈祷・式辞が終わったら、いよいよ誓約です。

「○○(夫の名)さん。」 「はい。」
「あなたは、この女子と結婚し、夫婦になろうとしています。あなたは、この健やかな時も、病める時も、これを愛し、敬い、・・・・堅く節操を守ることを約束されますか?」
「はい、約束します。」

これが私にも聞かれ、同じく「はい、約束します。」と言葉を。

ここで、思ったことは、「誓います。」という言葉より「約束します。」という言葉のほうが私たちらしくて良かったなってこと。
そこにいる人たち全員に“約束した”という感じがして。

指輪の交換。
念願のヴェールアップ。
夫が私のヴェールの前部分をはさみ、上に持ち上げる。
私は片足を後ろに引き膝を少し折って、夫がヴェールを後ろ側におろすのを待つ。
夫が私の薬指にマリッジリングをはめました。
私も夫の薬指にリングを。
この時、私の緊張は最高潮。
指がプルプル震えてしまいました。(笑)

いよいよウェディングキス。
新郎が私の両肩に両手を乗せる。
この時、夫が「・・・!」という表情をした。
「あ、躊躇してる。」って思ったけど、意を決して(?)無事私の唇にきちんと3秒のキスを。

あとで聞くと、やっぱり皆の前でキスをするのはすっごく恥ずかしかったらしい。
でもちゃんとやってくれて助かりました・・・。(^-^;)

次に祭壇の横に上り、結婚証明書にサイン。
この時、慣れないネイルチップで非常にペンが持ちにくかった・・・。
一生残るサインなのに、下手っぴな字。(笑)

結婚証明書にサインをしたら、私たちと司婚者先生の手を重ねて祈祷。

「Congratulations!」とにっこり笑って言って頂き、なんだかほっとしました。

そのあと賛美歌・祝祷と続き、再びパイプオルガンとバイオリンの演奏。
ゆっくり振り向き、出口に向かって再び歩きます。
父と歩いたバージンロードを今度は夫と。

振り向いた時一番に目に飛び込んだのは母の笑顔でした。

バージンロードを歩いて退場してると、たくさんの大好きな友達、お茶の先生、親戚、家族が笑顔で拍手をしてくれてます。
みんなの笑顔がすごく嬉しくて、感動でした。



この後、教会で全員の集合写真・親族写真を終え、次はガーデンへ。


ガーデンでのことはまたこの次に。