産婦人科医が足りないらしい | yum-yum

産婦人科医が足りないらしい

昨日朝のテレビで、日本の産婦人科医が足りないってことを言ってた。

人口10万人の市でたった一人しか産婦人科医がいないところもあるとか。
そこに住む妊婦さんたちは大変だ、分娩はどうなる?
としきりに言われてた。

まぁ、コメンテーターは男性が多かったし、産婦人科=分娩っていうイメージが強いのは仕方のないことだけれど、妊娠してない人だって女性なら誰でも婦人科にかかることがあるってこと、忘れないでほしいなぁ。
たしかに、産婦人科の一番多いのは妊娠&分娩かもしれないけど、婦人病が増えている昨今、女性たちがより身近に婦人科を訪れることができる環境になるといいのになと思う。

婦人科ってなんだか受診しにくい。
かくいう私もつい先日生まれて初めて婦人科にかかった。
以前から気になってた「子宮がん検診」を受けに行ったわけだけど。

私の母が卵巣の大病を患った経験から、私も一度近いうちに検診を受けようと思い始めてはや数年。
やっぱね、行きづらいんですよ。
どこか変かも?と思ってもなかなか人に相談できないのが婦人科系の症状であり、人と比べないから余計にそれが「当たり前のこと」になってしまい、結果病気の発見が遅れてしまうというのが一番怖い。

私も色々と不安を抱えながらも特に急を要することがないため、受診を先延ばしにしていた。

でも結婚もしたし、今後妊娠&出産も視野に入れて考えると、自分の子宮について知っておくべきだ、と考えついに婦人科を受診することにした。

子宮がん検診は内診・エコー・問診、とあっという間に終わって、
「へ?こんなもん?」
と思った。
確かにあの内診台に乗るのにはものすごく抵抗があった。

でもすでに子宮がん検診を受けたことのある友達が
「あんなの抵抗する暇なんて与えられないよ。乗ったら最後、されるがままだからあんまり構えることないよ。」
と言ってた意味が分かった。

1週間後に採取した細胞の検査結果が出るから、と言われて検診は猛スピードで終了。

検査結果は異常なしだったけど、それでもやっぱり結果を聞きに行くときは多少どきどきした。
ほんとはエコーで診てもらったときに「卵巣も子宮もエコーで見る限りは綺麗ですよ」と言われてたのでそんなに心配はしてなかったのだけど。


どんな女性でも気軽に訪れることの出来る婦人科がもっと出来るといいな。
厚生労働省、がんばれ。